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矯正コラム
矯正治療体験談【Dr.嘉住】

\自分にあった矯正治療を相談したい方へ/

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皆様、こんにちは。渋谷F&B矯正歯科・東京 歯科医師の嘉住奈実です。
いつもは来院される患者様に矯正治療や矯正カウンセリングを行っている私ですが、実は私自身も今までの人生で2回の矯正治療の経験があります。なぜ2回も矯正治療を行ったのかは、この後でお話させていただきたいと思います。
今回のコラムでは、私自身が体験した歯列矯正治療についてお話ししようと思います。このコラムを読んでくださった皆様の矯正を始めるきっかけとなれば大変嬉しく思います。
嘉住Drの経歴等の詳細はこちらからご確認いただけます

矯正治療を始めたきっかけ

第一に、私は子供の頃から歯並びが悪かったです。さすがに乳歯(子供の歯)の頃の自分の歯並びは覚えていないのですが、乳歯が抜けて永久歯(大人の歯)に生え変わる時に歯並びが悪くなってしまいました。 すごく出っ歯である、とか、顎がしゃくれている、とかではなかったのですが、とにかく歯が顎に並びきらないという問題を抱えていました。特に下の歯が並ぶスペースがまったく無く、下の前歯が重なって生えてきてしまっておりました。
当時、私はぼーっとした子供だったので、自分の歯について何か思うことはなく、何も気にせず過ごしていたのですが、両親が私の歯並びを気にして、私が中学生の時に、乳歯から永久歯にすべての歯が生え変わったタイミングで最初の矯正治療を行うことになりました。
当時は何とも思ってなかったのですが、今となっては本当に両親に感謝しております。今思うと私の母は歯並びが悪かったので、子供には矯正を受けさせたい気持ちがあったのではないでしょうか。当院にもお子様の歯並びのご相談に来られるお母様達が沢山いらっしゃいます。

ワイヤー矯正体験談

1度目の矯正治療

私が中学生の頃(今から約20年前)はまだマウスピース矯正が今ほどメジャーではなく、また治療を受けたのが家の近所の田舎の歯科医院でしたので(私は新潟県出身です)歯の表側にワイヤー装置を付けて治療を行うことになりました。いわゆる、一般的に皆様が歯列矯正と聞いて1番にイメージされるような矯正です。表側に装置をつけるのでそれなりに目立つのですが、現代の中学生の女の子みたいにおしゃれに気を使うような子ではなく、自分で言うのもお恥ずかしいのですが、本当に見なりに無頓着の田舎の中学生女子だったため、装置の見た目が気になった記憶すらありません。クラスにも同じ様に矯正治療をしている子が何人もいたので、「みんな矯正しているよね」くらいにしか思っていませんでした。 ワイヤーを交換した時だけ痛みを感じたことは覚えていますが、今となっては信じられないのですが「この歯が動いた!嬉しい!」みたいな記憶は一切ありません。それくらい自分の歯並びがどうなっているかなんてどうでも良かったのでしょう…。 もう一つ思い出せるのは「硬いもの食べる時など食事には気をつけてね」と言われたにも関わらず、普通に非常に硬いバリバリのかた焼きそばを気にせず食べて、案の定ワイヤーがバチーンと外れて口の中が切れて血まみれになり、慌ててクリニックに駆け込んだことくらいでしょうか…。それ以来、食事には気をつけていたような気がします。
表側矯正についての詳細はこちら

後戻りに要注意

そんな感じでボーっと通院している内にいつの間にか治療が終わり、高校生の終わりくらいに装置が外れてリテーナーを用いた保定期間が始まりました。本当に何も考えてなかったので、いつ治療が終わったのかもはっきり覚えてないくらいです。
矯正治療は、動的矯正治療(動かす治療)の後に、必ず保定期間と言って、歯が元の形に後戻りしないように就寝時にリテーナーと呼ばれるマウスピースや取り外しのできる矯正装置などを付け続ける必要があります。 本当に話すのもお恥ずかしいのですが、当時の私としては「ようやくあの煩わしいワイヤーが外れた。やった~!」くらいにしか考えておらず、案の定リテーナーをサボってしまい、後戻りしました。 矯正治療の後戻りはいきなり起こるものではなく、数年かけてじわじわと進行し、ちょっと前までは確かに少し後戻ったけどそんな目立たないよね?と思っていたものが、気づいた時にはあれ?結構やばくない?に変わっている、そんな感じです。後戻りが気になってきた時は私もすでに成人し、そして歯科医師として勤務し始める時期でしたので、それこそ昔の自分からしたら考えられないくらい意識が変化しておりました。昔は何も気にしてなかったのに、もう気にしすぎなくらい自分の歯並びが気になる…。歯科医師なのに歯並びが悪いとかやばすぎる…どうしよう…という思いでいっぱいでした。
保定期間については、別のコラムで詳しく説明しておりますので、こちらからご覧ください。

マウスピース矯正体験談

2度目の矯正治療

20代半ばで今より若かったというのもあり「目立つ装置を付けたくない」という気持ちが強かったため、2回目の矯正はマウスピース矯正を行うことにしました。私が最初の矯正治療をしたときより時代が進み、その頃にはマウスピース矯正がメジャーになっていました。その中でもインビザラインという当院でも取り扱いのあるマウスピース矯正を選びました。その時はもう歯科医師でしたので、自分で自分を治療しました。もちろん必要な処置は自分ではできないので、勤務スタッフに沢山助けていただきました。
マウスピース矯正をやってみて思ったのは、ワイヤーより痛くないということです。もちろん見た目もほとんど目立たないのでその点もかなり感動したのですが、痛みがかなりマイルドだなと思いました。痛くない訳ではないのですが、痛いというよりキツいという感じ。 喋りにくさも最初の1日だけで慣れちゃえば、マウスピースを入れている時も入れてない時も同じ様に話すことができました。
現在は絶賛保定期間中です。もう後戻りしないように頑張ってリテーナーを使っております。2回目の矯正をする時は「もう一回やるのか」という感じだったのですが、今となってはこうやってワイヤー矯正とマウスピース矯正両方の経験を踏まえ、歯科医師として患者様に合った矯正方法をお伝えすることができていると実感します。
歯列矯正の種類についての詳細はこちら

今から矯正をスタートする患者様へ

実際に自分でやっているのでメリット、デメリットについてカウンセリング時などに患者様に詳しくお伝えすることができるので治療経験が役に立っております。でも私が1番皆様にお伝えしたいのは、やっぱり後戻りしないように保定期間もリテーナーを頑張ってつけ続ける、サボらない。ということです。せっかく頑張ってキレイになってもリテーナーをサボってしまうと後戻りしちゃいます。矯正終わったからもういいや、ではなく、矯正が終わった後もしっかりリテーナーをつけるようにしましょう!

無料初診
カウンセリング

渋谷F&B矯正歯科・東京での初診相談は無料です。口腔内を診査した上で、歯並びについてどのような悩みをお持ちかお聞きします。治療方法をいくつか提示し、かかる費用や期間についても丁寧に説明いたします。気になることは遠慮せず質問してください。

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