1. TOP
  2. 矯正コラム
  3. 歯列矯正(矯正治療)について
  4. 高校生の歯列矯正~本人&保護者が知っておきたい費用や方法~

矯正コラム
高校生の歯列矯正~本人&保護者が知っておきたい費用や方法~

\自分にあった矯正治療を相談したい方へ/

初診カウンセリングは無料 予約はこちら

高校生くらいになると自分の容姿を強く意識しはじめ、これまで気にならなかった歯並びの悪さが急に気になり出すことがあります。こうしたコンプレックスを解消するために矯正治療を行う方もいます。そこで今回の記事では、歯列矯正を検討する高校生本人と、その保護者が知っておきたい矯正治療のタイミングや費用、方法について詳しくご紹介していきます。

高校生での歯列矯正は遅い? 早い?

高校生で歯列矯正を検討する場合、「はじめるタイミングが適切かどうか」が心配な方は多いと思います。結論から言うと、高校生で歯列矯正を始めたとしても早すぎることはありませんし、遅すぎることもありません。ここではまず、歯列矯正の開始時期についてお話したいと思います。

歯列矯正は一般的に、歯の成長段階に応じて治療開始のタイミングが「第一期治療」と「第二期治療」に分けられます。

第一期治療

第一期治療というのはいわゆる小児矯正のことで、永久歯が生えそろうまでの6歳~12歳までに行うものを指します。歯並びをきれいにすることを目標にするというよりも、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを顎の成長時期に確保することが主な目的です。

出っ歯や受け口、乱ぐい歯、すきっ歯、開咬、過蓋咬合、交叉咬合などさまざまな歯並びや症状に対応することができます。人によっては、第一期治療を行うことで永久歯になってからの治療が不要になったり、第二期治療を短期間で終わらせられたりすることもあります。

第二期治療

第二期治療は永久歯が生えそろった後に行う治療のことで、主に12歳以降が対象となり、高校生の歯列矯正も第二期治療に該当します。第一期治療が骨格の改善を目的としているのに対し、第二期治療は歯並びをきれいに整えることを目標とした治療です。

年齢的に顎の成長がある程度進んでからの治療となることが多いため、場合によっては抜歯をしたり外科矯正によって顎を動かしたりというように治療が大掛かりになることもあります。歯や顎の骨は大人になるほど動きにくくなるとされており、治療期間が長くなる傾向がありますので、歯列矯正を検討するなら高校生のうちに始める方がよりメリットが大きいと言えるでしょう。

高校生が受けられる歯列矯正の方法は?

高校生が矯正治療を受ける場合には、「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」のどちらかを選択することになります。ここからは、歯列矯正の方法についてそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、「ブラケット」と呼ばれる装置を歯に貼り付け、その装置にワイヤー(針金)を通して歯を動かすというもので、歯列矯正のなかでも歴史があるオーソドックスな治療方法です。ワイヤー矯正は装置を装着する位置によって、「表側矯正(唇側矯正)」と「裏側矯正(舌側矯正)」とに分類されます。

表側矯正は歯の表側に取り付けるため、矯正装置が目立ってしまう心配がありますが、半透明のブラケットや白いワイヤーを使うことで目立たなくすることも可能です。また、歯の裏側に取り付ける裏側矯正であれば、より目立たずに治療を行うことができます。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、取り外しのできるマウスピースを1日20時間以上装着することで、少しずつ歯の位置を整えていく矯正方法のことです。薄く透明なマウスピースを使うため、周りの人が気付きにくいというメリットがあります。

歯列矯正は治療方法によって対応できる症状や治療期間が異なります。歯列矯正の方法についてより詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事をご参考になさってください。

歯列矯正の種類~マウスピース矯正や表側・裏側矯正などの特徴~

高校生の歯列矯正にかかる費用

歯列矯正を希望する高校生や保護者の方にとって、特に気になるのが「費用はいくらかかるのか?」ということではないでしょうか。歯列矯正は特定の疾患に該当する場合のみ健康保険が適用されますが、ほとんどのケースが健康保険の適用されない自由診療となります。

高校生の場合には大人と同じ費用がかかり、治療範囲によっても異なりますが、表側矯正で900,000円程度、裏側矯正で1,200,000円〜1,400,000円程度、マウスピース矯正で450,000円〜800,000円が相場となっています。歯全体ではなく気になるところだけを整える部分矯正であれば300,000円程度からとなっており、費用を抑えることも可能です。ただし、歯の状態によっては部分的な治療ができない場合もあるため相談が必要です。

当院(渋谷F&B矯正歯科・東京)の「治療費用」ページも参考にしてください。

なお、高校生が歯列矯正を受ける際には、保護者による同意書への署名が必要になります。

高校生が歯列矯正を受けるかどうかの選択方法

歯並びを整えることができる歯列矯正は、見た目にコンプレックスを抱える高校生にとっては魅力的な選択肢ではありますが、実際に治療を検討する場合には以下の点を理解しておくことが大切でしょう。

高校生ご本人に向けて

歯列矯正は健康保険が適応されない自由診療となるため、一般的な歯科治療と比べて費用負担が大きくなります。治療にかかる時間も必要で、吹奏楽部など楽器を演奏する部活動や、球技などによっては歯列矯正が影響を与えてしまうリスクもあります。その点も正しく把握した上で、保護者の理解を得る必要があるでしょう。

保護者さんに向けて

高校生にとって、見た目の悩みは大人が思っている以上に大きな問題であることも少なくありません。お子さんとよく話し合い、矯正治療のメリットとリスクを理解した上で同意するかどうかを判断なさってください。

高校生になると大人と同じ歯列矯正を受けることができます。歯列矯正の方法やかかる期間・費用などを正しく理解した上で、治療を受けるかどうかを決めていきましょう。

無料初診
カウンセリング

渋谷F&B矯正歯科・東京での初診相談は無料です。口腔内を診査した上で、歯並びについてどのような悩みをお持ちかお聞きします。治療方法をいくつか提示し、かかる費用や期間についても丁寧に説明いたします。気になることは遠慮せず質問してください。

この記事をシェアする

この記事のカテゴリー

この記事の関連タグ

関連するおすすめ記事

カテゴリー

よく読まれている記事

関連タグ