矯正コラム
マウスピースをいつも清潔に!毎日のお手入れで快適な歯列矯正
公開日:2022.03.02
歯列矯正用のマウスピースを使った矯正治療では、マウスピースを装着した状態で1日の大半を過ごします。マウスピース矯正は虫歯リスクの低い矯正方法ではありますが、不衛生なマウスピースを装着し続けると細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因となります。また、マウスピースそのものの変色や悪臭を防ぐためにも、毎日のお手入れが欠かせません。
マウスピースは外すたびに洗浄
マウスピースの変色・悪臭の主な原因は、歯のすき間に残った食べかすやタバコのヤニなどの汚れ、そして唾液です。一見きれいに見えても、汚れは付着しています。短時間でもマウスピースを外す際は、必ず洗浄してください。
飲食などで一時的にマウスピースを外す際は、流水でゆすぎながら指や毛先のやわらかい歯ブラシで優しくこすり、汚れを落としてください。汚れを落とした後は、よく乾かして専用のケースに保管してください。マウスピースが濡れたままケースを閉じてしまうと、内部で細菌が繁殖する原因になります。ティッシュペーパーなどを敷いたケースにマウスピースを置き、蓋を開けた状態で乾燥させてください。
定期的に洗浄液でお手入れ
マウスピースをより清潔にご使用いただくためにも、週に数回程度、洗浄液でのお手入れをおすすめしています。市販されている、矯正用マウスピース専用の物をお求めください。隅々までしっかり除菌ができるつけ置きタイプと、外出先でも使いやすい泡タイプの洗浄液がありますので、用途に合わせてご使用ください。
お口もきれいにしてから再装着
歯に汚れが付いたままマウスピースを装着すると、歯と汚れを密着させたまま長時間過ごすことになります。きれいにお手入れしたマウスピースを装着する前に、うがいなどでお口の中も清潔にしてください。特に飲食・喫煙の後は、歯磨きで口の中の汚れをしっかり落としてから再装着するようにしてください。
マウスピースをお手入れする時の注意点
マウスピースは、やわらかいプラスチックで作られています。そのため傷つきやすく、強い力や熱湯で変形・破損する恐れがあります。見た目には分からないような小さな傷でも、そこから細菌が繁殖し、匂いなどのトラブルを引き起こします。清潔・安全にマウスピースをご使用いただくためにも、以下の点にお気をつけください。
- 洗浄の際に、熱湯やアルコール系消毒液を使わないでください。マウスピースの変形につながります
- 毛の固い歯ブラシを使わないでください。毛先がマウスピースを傷つけてしまいます
- 歯磨き粉で磨かないでください。研磨剤がマウスピースを傷つけてしまいます
マウスピース矯正のメリットの1つが、患者様ご自身で着脱できることです。ちょっとした飲食であっても、その都度マウスピースを外し、きちんとお手入れしていただくことで、お口の健康を守りながら矯正治療を進めていただけます。
マウスピースのお手入れについてご不明なことがありましたら、歯科医師やスタッフまでご相談ください。
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